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私には、빨리빨리(パリパリ)が足りない

韓国の旅を通じて、感じた「スピード感」
小さなカルチャーショックであり、今の自分に足りないこと。

このスピード感が何によってもたらされるのかが気になって色々と調べていると、すでにデフォルメされ尽くした表現かもしれないが、韓国の国民性を表現する言葉として「パリパリ(빨리빨리)」というものがあるらしい。

パリパリ(빨리빨리)とは、「早く早く」という意味で、この表現が正解か否かはわからないが、私にとって学びが多い言葉。

前入居者が退去してから、工数のかかる工事を経て、3日後に入居。
1分間で登る階段の平均段数は、日本人が35段、韓国人が56段。
打ち合わせの日程提案は、明日か明後日。
店舗が空いて、契約から2ヶ月で次の店舗がオープン。
Webを見渡すだけでも、韓国のスピード感を称するものがたくさん見つかる。

この数年間の自分自身の行動を振り返って理解すべきなのは、時間をかけて考えることが、良いものを作ることに結びつくわけではないということ。
むしろ、今の自分にとって「こだわり」は足枷に近い。

深く熟考することが、今の自分を作ってきたのは間違いないと思うが、最終的に社会が評価できるのは実行だけである。

無駄なことを外野に放り投げ、シンプルで精度の高い実行を導くためにフレームがある。
出会った中で、成長している企業がやっていることは、普通に考えたらそうだよねということを、合理的かつ体系的に実行し、PDCAを回している。
アーティストでないなら、抽象的なことを論理的に、再現性高く実行する必要がある。

こういった最近の課題感を表現してくれたのが、ソウルの街のような気がした。

ホテルの側にあった、「働け」と言わんばかりのオブジェ。

プロデューサー / システムエンジニア
セトレン

日常とたまに非日常から見るリアルから見える世界観が彼の真骨頂。緩く見せかけて、しっかり野心家で近い将来と少し先の将来を見据え、それに沿ってちゃんと進めてるかの答え合わせが彼自身の活動と原動力。

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