
わかってないようでわかってるもの🧐
身近に潜んでいるけど、なんとなく日常に溶け込みフォーカスする事をつい忘れてしまうもの。コト。”そういえばこれってどう言う意味だ?”みたいなものがたくさんある。ここではそんないつも生活の近くにいるのにフォーカスされないものたちに焦点を当てていきます。
snooze
海外経験者や語学に長けている人であれば、単に”snooze”。勉強不足でございまして恥ずかしながら私、sunoozeを”ある時以外の使用方法”以外に考えた事がありませんでした。もし僕と同じような方がいたら”snooze”はスマホでアラームが鳴った時にもう少し寝させてぇ~。。の時に押すスヌーズですよね。笑 僕は機能の名前がスヌーズだと思っていましたし、スヌーズについて考えた事もありませんでした。なのでスヌーズと出会ったせっかくのご縁なので少し掘り下げようと思います。
スヌーズの本来の意味と使われ方
スヌーズという言葉自体は英語で”うたた寝する””少しの間眠る”という意味があるみたいです。”I took a quick snooze before dinner.(夕飯前に少し眠った。)や、”He snoozed on the couch”(彼はソファでうたた寝した。)などと使うみたいです。(この時点でsnoozeという単語がある事を初めて知りました。恥)
アラームのスヌーズ機能
アラームが鳴ったときにスヌーズを押すと、一定時間後(iPhoneなら9分後)にもう一度アラームが鳴る機能として使用されています。あとちょっと寝たい。。という気持ちに寄り添った機能ですね。
まとめ
日本ではほぼ”アラームのスヌーズ機能”の意味で使われていますが、英語圏では”ちょっと寝る”という本来の意味で使われることが多いです。ただし、英語でも”snooze button(スヌーズボタン”という表現は普通に使われます。つまり、日本では”スヌーズ=アラーム機能”として定着しているけど、本来は「うたた寝する」という意味の言葉なんですね。
スヌーズ機能の9分とは
iPhoneのスヌーズが9分に設定されているのは、歴史的な理由と技術的な制約が関係しているみたいです。目覚まし時計の時代の名残があり、スヌーズ機能はデジタル以前の機械式目覚まし時計の時代から存在していました。機械式時計では、スヌーズ機能を追加する際に10分間隔にするのが難しく、9分が最も実現しやすい設計だったのです。当時のギア(歯車)の構造では、ちょうど10分を設定するのが難しかったため、9分に設定されたという説が有力です。もう1つは10分だと”寝過ぎる”からということ。人間の睡眠サイクル的に、10分以上寝ると深い眠りに入りやすくなると言われています。なので、スヌーズを10分以上にすると”起きづらくなる”ため、9分の方が適度に浅い眠りを維持しつつ、起きやすいと考えられたとも言われています。最後はAppleが9分を踏襲したという話です。iPhoneのスヌーズ機能はデフォルトで9分ですが、これは単に”昔の機械式目覚まし時計の仕様をそのまま踏襲した”可能性が高いです。Appleが特に「9分がベスト!」と科学的に決めたというよりも、伝統的な設定を引き継いだということですね。
ちなみに僕のように9分以上寝ても起きづらくないよ!(怪)という人も中にはいると思います。スヌーズはカスタマイズすることが出来るのかどうか?気になります。答えはできません。なのでアラーム機能をスヌーズより細かい時間設定すればできた。ということになるのではないでしょうか。自分でアラームを設定しておきながらスヌーズが同時に鳴って寝ぼけている私達にとってイライラする瞬間もあるのですがいつも起こしてくれてありがとうと言いたいですね。英語圏でsnoozeは居眠りや怠けるという意味でも使われるみたいです。
今回は身直に潜むわかっているようでわかっていないものの第1回目でした。今後もあー確かに!!というような内容を記事にしていきます。ありがとうございました。

ディレクター / ピープルウォッチャー & シェフ
ライオン
大学新卒から4年百貨店、そこから大手スーパーマーケットチェーンに2年、飲食店(会員制ビストロ)で4年、気づけばサービス業だけで10年が経ち、これらの経験を発信したり、サービスに変えたり、XANY.内でコミュニティの立ち上げなどを目指しています。まずはXANY.MEDIAで気軽に僕のことを知ってもらえたらうれしいです。