
日本代表戦とインドネシアが見せた「未来」
久しぶりに日本代表の試合を、パナソニックスタジアム吹田で観戦してきました。
私にとっては、ただのサッカー観戦ではなく、親交のある某選手のプレーをスタジアムで直に見られる貴重な時間。日常の忙しさを一旦リセットし、ピッチの空気を感じることができる、そんな瞬間でもありました。
大阪での代表戦開催はしばらくぶりということもあり、スタジアムはたくさんの人が観戦にきていて、盛り上がってました。

対戦相手:インドネシア代表
インドネシアは元々オランダ領という歴史背景もあり、現在ではオランダとインドネシア両国籍を保有する選手たちが代表に名を連ねるケースも増えているそうです。実際、ピッチに立つ選手たちは、肌の色も、言語も、ルーツもさまざま。
ただ、1番驚かされたのが、インドネシアサポーターがすごく多くきていたこと。チャントなども独自感もありながら、パワフルな応援にびっくりした。
そこに私は、“多様性のリアル” を見ました。単なる「多国籍化」や「グローバル人材」という言葉だけでは言い表せない、もっと地に足のついた”時代の変化”。
そして、インドネシアという国自体も、いま面白い転換期にあります。
インドネシア80周年、そして100年に向けて
2024年はインドネシア建国から80年。
いま国をあげて「100周年」に向けた長期的な国家プロジェクトや文化、経済成長が静かに、でも確実に進行しています。
人口は2.8億人を超え、若年層比率も高い。ASEAN最大の経済圏とも言われ、私たちが思っている以上に”次なる巨大なうねり”がそこにはあります。
XANY.としても、この国との未来に対しては明確なビジョンを描いていて、2026〜2027年頃を目処にインドネシア進出を目指す構想があります。
アート、テクノロジー、エンターテイメント、そしてヒューマン・カルチャー。これらを通じて、現地の文脈と共鳴できるようなプロジェクトを模索しています。

最後に:都市と地域を超えて生きるということ
XANY.が掲げる“ゼロプレイス”という思想──どこにも定住せず、でもどこにいても自分を保てる強さと柔軟性。それは、こうした国際的な視座や変化の波を前向きに受け入れるためにも、欠かせない価値観なのかもしれません。
これからも、旅や体験を通して「いま・ここ」の温度を届けていきたいと思います。
そして、私たちXANY.が向かう次の“フィールド”の、その先にある人々との繋がりを育てていきたいと感じた夜でした。
