
“未来”が動き出す現場から──
『未来モノづくり国際EXPO 2025』レポート
2025年大阪・関西万博 × インテックス大阪

「いのち輝く未来社会のデザイン」
2025年、大阪・夢洲にて開催中の大阪・関西万博。
この世界的イベントと連動して、7月16日からインテックス大阪で開催されたのが「未来モノづくり国際EXPO」。テーマは、“未来社会”を実現するためのテクノロジー×モノづくりの最前線。
今回はあるきっかけでこのEXPOの地に足を運びました。従兄弟であり、阪南大学AIサイエンス学部教授・大阪公立大学客員教授でもある松田 健(まつだ・たけし)が、出展者していたからです。
松田健教授が描く、“人間理解”の新しいカタチ
松田教授が出展していたのは、「パーソナルデータとAIによる自己理解・社会理解の実装プロジェクト」。
XANY.と共同研究中でもあるこのテーマは、我々が進めているHug.(コーチング)やKOA.(人材マッチング)と今後密接に関わっていきます。
彼の展示では、以下のような革新的な試みが紹介されていました:
- 心理プロファイリングの統合による「人となりの可視化」
- 阪南大学高校の生徒の提案により現実化させた階段補助歩行機
これらはすべて、“人間をただのスペックで判断しない未来”の社会設計につながっています。
「感覚で語られてきた“人間力”を、テクノロジーで支える」
──まさに、XANY.が目指す社会と共鳴する世界が、ここにありました。

テクノロジーの祭典というより、“未来の生活設計図”
会場にはロボティクス、グリーントランスフォーメーション(GX)、宇宙開発、ウェルビーイングデバイス、さらには建設DX、ファインバブル産業まで、ありとあらゆる領域のブースが軒を連ねていました。
特に印象的だったのは:
- 国際連携によるサステナブル・プロダクト
- 企業と大学の産学共創ブース(JR東日本、東京大学、早稲田大学など)
- ウェルビーイングの定量化に挑むスタートアップの姿
“モノづくり”は、もはやLaboで終わる話ではなく、人と社会を“編集”する技術が、次の時代の主戦場となっていることを肌で感じれる機会にもなりました。
XANY.はこの流れの“中”にいる。
XANY.では、これまでもゼロから1を生む「ONE PROJECT」などから生まれるプロダクトを通じて、「個人の可能性」を社会へと接続するフレームをつくっていきます。
今回の『未来モノづくり国際EXPO』で得た最大の気づきは、その“構造”自体が、すでに世界標準を目指せる水準にあるということ。
- 人を知る
- 人を導く
- 人が活きる社会を創る
それをテクノロジーで“実装”する段階に入っている今、我々XANY.の挑戦も次なるステージへと突入していきます。