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「新しい役者像 ― セルフプロデュースという挑戦」

Netflixドラマ『グラスハート』をイッキミしました。

はじめに

あくまで、私に主観であることが前提である


『グラスハート』を観て、ただストーリーやキャストに心を動かされたのではない。
一人の俳優が企画・プロデュースまで担い、忖度なしに“本当にやりたいこと”を作品に昇華した、その姿勢に強く感銘を受けた。


これは単なる作品の評価を超えて、「役者」という存在の新たな可能性を示しているのではないだろうか。

  1. 役者が「企画・プロデュース」するということ
    従来の俳優は、与えられた脚本の中で役を全うする存在だった。
    だが企画から関わるというのは、自ら物語を社会に投げかける行為だ。
    スポンサーや業界の事情に左右されず、描きたいテーマを実現する──。
    その姿勢は芸術家としての自由であると同時に、大きなリスクを背負う覚悟でもある。
  2. 歴史との比較と「いま」だからできること
    もちろん、過去にも役者主導の挑戦はあった。チャップリンの自作自演映画、劇団主宰者の芝居など。
    しかし現代にはSNSやクラウドファンディングがある。
    ファンと直接つながり、資金も支持も獲得できる時代だからこそ、「一人の俳優が動かすプロジェクト」はより現実的になった。
  3. 観客と業界へのインパクト
    観客にとって、そこにあるのは“与えられた役”ではなく、“その俳優自身の声”だ。
    作品を観ることは、その人を応援することと重なり、より深い共感と熱量を生む。
    そして業界にとっては、新しい資金調達・配信のモデルを示す挑戦にも映る。
    これまでの「制作委員会方式」とは異なる流れが芽生えつつある。
  4. 本質を掘る
    企画から携わる俳優は、より自由な表現を得られるだろう。
    同時に、資金や宣伝といった責任も背負うことになる。
    「やりたいこと」と「観客に届く価値」が交差する地点を探り続ける姿勢こそが、真のセルフプロデュースではないだろうか。
  5. 未来への展開
    このスタイルは一過性の挑戦ではなく、役者のキャリア形成に新たな選択肢をもたらす。
    やりたいことを自ら立ち上げ、仲間や観客を巻き込みながら形にしていく。
    それは次世代の俳優たちに「自分もできる」という道を示すロールモデルとなるだろう。
    おわりに
    『グラスハート』は、ただの一本の作品ではなく、俳優という存在の可能性を問い直す出来事だった。
    「役者は演じるだけではない。企画し、発信し、世界を動かすことができる。」



    そんな未来の俳優像が、すでに始まっている。

XANY.GEEKのナビゲーター / 俳優 / 建設業の社長
キョータ

学生時代はサッカー、就職せずに俳優の道へ(まだやってます)。家業でもあった仕事で起業して5期目を迎えて無事「建築業」取得して、人との繋がりとビジネスの歯車が嚙み合ってきました。大阪府高槻市で母親が美容師で自社の美容室運営をしてもらってます!https://beauty.hotpepper.jp/slnH000540300/ 口コミ満点は実は一度も口コミをお願いしたことがなくてリアルにご満足いただけてます。(母親の自慢)

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