
ポケモン × ガリガリ君なぜこのコラボは人々を惹きつけるのか?
はじめに:氷菓と世界的IPの意外な出会い
「ガリガリ君」と聞けば、日本人なら誰もが一度は食べたことがある国民的アイスキャンディー。
そして「ポケモン」といえば、世界中の子どもから大人までを魅了し続けるキャラクターIP。
一見すると全く異なる領域にいるこの2つがタッグを組むと、なぜこれほどまでに話題をさらうのでしょうか。
実はそこには――
歴史を動かす“人のつながり”
ブランドコラボならではの面白さ
が隠されています。
コラボの歴史:夏を彩る名物企画へ
● 2011年:初コラボの誕生
映画『ビクティニと黒き英雄/白き英雄』公開に合わせて登場。
パッケージに映画ポケモンを描き、**「夏の特別感」**を演出しました。
● 2014年:「破壊の繭とディアンシー」
劇場版『ディアンシー』連動。
この頃から消費者の間に「夏=ポケモンとガリガリ君」という期待感が定着していきました。
● 2020年:「劇場版ココ」とカードゲーム
「大人なガリガリ君 ゴールデンパイン」が登場。
“当たり”で限定ポケモンカードがもらえる仕掛けは大人も巻き込み、熱狂を生みました。
● 2024年:「サーフゴー&ピカチュウ」パッケージ
サーフゴーとピカチュウが夏らしいデザインに登場。
単なるアイス → 夏のイベント体験へと昇華させました。
● 2025年:「メガデンリュウ」テントキャンペーン
最新コラボは『Pokémon LEGENDS Z-A』に登場するメガデンリュウ。
抽選で「メガワンタッチテント」が当たるキャンペーンを展開。
アウトドア体験と結びつけ、コラボの進化形を示しました。
こうして振り返ると、
「ポケモン × ガリガリ君」は“夏の風物詩”として毎年期待される存在になっています。
ブランドコラボレーションのおもしろさ
★ 1. 意外性の掛け算
「子ども向けアイス」 × 「世界的IP」
➡ “そんな組み合わせがあるの?”という驚きがSNS時代に拡散されやすい。
★ 2. 世界観の拡張
ガリガリ君の「爽快感・庶民性」と、ポケモンの「冒険・夢」が交わる。
➡ **「食べる体験」が「物語に参加する体験」**へ変わる。
★ 3. ファンの交差点
ガリガリ君ファンとポケモンファンが重なり合う。
➡ 双方のファン層を拡張し、新しい顧客層を獲得。
陰のキーマン:APAホテル元谷専務
ここで忘れてはならないのが、**このコラボの裏にいた“つなぎ役”**です。
- アパホテルの元谷専務が、
赤城乳業の社長とポケモン社の福永氏を食事の場で引き合わせた。 - これが最初のコラボ成立のきっかけになったとされています。
つまり――
「企業の戦略」だけでなく、「人と人の縁」が歴史を動かしたのです。
学びとまとめ
ポケモン × ガリガリ君の事例から学べることは…
- ブランドコラボは意外性が生命線
思いもよらない組み合わせが人を惹きつける。 - 世界観をかけ合わせると新しい体験が生まれる
商品が「文化」や「物語」へと進化する。 - 戦略以上に“人のつながり”が歴史をつくる
元谷専務の存在はその象徴。
結び:あなたなら何を掛け合わせる?
ブランドコラボは、戦略だけではなく偶然の出会いと人の縁から生まれます。
一見関係なさそうなもの同士が出会うことで、新しい市場や文化が立ち上がるのです。
あなたの仕事や活動の中で、どんな「意外な組み合わせ」が未来を切り開くと思いますか?

XANY.GEEKのナビゲーター / 俳優 / 建設業の社長
キョータ
学生時代はサッカー、就職せずに俳優の道へ(まだやってます)。家業でもあった仕事で起業して5期目を迎えて無事「建築業」取得して、人との繋がりとビジネスの歯車が嚙み合ってきました。大阪府高槻市で母親が美容師で自社の美容室運営をしてもらってます!https://beauty.hotpepper.jp/slnH000540300/ 口コミ満点は実は一度も口コミをお願いしたことがなくてリアルにご満足いただけてます。(母親の自慢)